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「眠れない夜に、あなたが本当に必要な香りは?」

「早起きしなきゃいけないから、眠れる香りが欲しい」


ある日、お客様が「朝早く起きたいから、眠れる香りを探している」とご来店されました。

「寝つきが悪いとか、気になることはありますか?」とお伺いすると、

「最近、夜更かしして生活リズムが崩れている。でもストレスはないんです」とのことでした。






シンプルに、早く眠りにつける香りを探そうと、いくつかの香りを試していただきました。

ですが、その方が選んだ香りは、一般的に寝つきを良くするとされるものとは少し違っていて、

神経疲労に使われるものや、他人に振り回されているときに選ばれる香りが多かったのです。



そこで、お話を続けながら香りの好みについて伺っていくと、



なんと彼女自身が気づいていなかった「寝つきを悪くしている原因」が浮かび上がってきました。

その原因は、彼女の中でストレスや不安として意識されていないものだったのです。



こうしたことって、実は珍しいことではありません。

私たちが生活の中で適応してしまった状況が、いつの間にか心や体に負担をかけていることがよくあります。

自覚がないまま、深層心理や体がその影響を受けていることに気づかないことも多いんです。



日本人の「我慢強さ」とメンタルヘルスケアの違い



こんなことを思い出しながら、以前お伝えしたニュージーランドと日本のメンタルヘルスケアについても考えました。


ニュージーランドでは、軽いメンタルの問題にはカウンセリングや心理療法が一般的で、薬は重い症状に使われることが多く、

ストレスを感じたとき、夫婦で一緒にカウンセリングを受けたり、セラピストと話すことが自然に行われています。



一方、日本では、ストレスを感じてもカウンセリングやセラピーよりも薬が主な治療法として使われることが多いです。

そのため、ストレスを感じてすぐに病院に行くという文化が少なく、体の症状として現れてから初めて医療機関を訪れる方が多いのです。


薬が必要になる前に、相談してみませんか?



「病院に行くほどではないけれど、何かスッキリしない」という段階で、香りやカウンセリングが役立つかもしれません。

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