大病は、自分を見つめ直す時間
あなた自身や家族や身内に、 大病をした経験や今現在、病気と闘っている人に、 希望の光になる・・・そんな記事をお届けします。
私は、ガンと診断された時、
一瞬で、凍りつきました。
何かの間違えであって欲しい、私が、ガンになるなんて そんなそんな・・・?
今考えれば、
「平井さん病理検査をしなければ分かりませんが・・・その恐れがあります」 と先生に伝えられた時、
誰に相談するかは重要なのかも知れません。
私は、病院を出て直ぐに妻へ、
電話しました。
口の中に、違和感がって・・
今病院から出てきたんだけど、
ガンになったみたいと伝えたんです。
きっと動揺する・・
一緒に悲しんでくれると思っていたんです。
しかし、妻はいたって冷静に受け答えしてくれました。 ******************** 妻は、至って冷静な素振りを
していただけと後から聞かされました。 ********************
もしあの時、一緒に悲しんでいたなら、 私の場合は、悲しみの中で死を待つだけ・・
だったと思います。
大病は自分を見つめ直す時間
私は、全く気付いていませんでした。
何に気付いていなかったかというと、 一番心配して欲しい人が
冷静でいれば、いるほど・・・
病気に対して、冷静に
対処できるようになることを!
病は気から・・・とよくいわれるよに、 悲しい気持ちを、
大切な人と共有し合ったら・・・
どうなるか?
悲しみの連鎖に押し
潰されしまうのです。
病気の診断を受けた時、
多くの人は 2〜3ヶ月間は、
固まって身動きが取れないそうです。
悲しみのどん底を味わい・・
苦しみ、打ちのめされるかも知れません。
その後にやっと、このままじゃダメだ!
ということに気付くそうです。
私の場合、冷静な素振りを
してくれた妻の行動で、
悲しみのどん底を味合う代わりに、、
今何が必要で、何をすべき?
何を辞めるべき?・・・
病と戦うために、どうすべき!
ただそれだけを意識していました。
もし、今・・・一緒に悲しみの
どん底にいるのなら、
なんで、冷静に
行動しなかったんだろう?
なんで、悲しんでいたんだろう・・・
そんなふうに思う必要はありません。
もしそんな風に、思うのであれば
あなたは又、同じように
悲しみの奥底を見ることになるからです。
何をすべきか
私の妻は、私の前で・・
悲しい顔やそぶりを
見せないように、
意識していたそうです。
そんな妻を見ながら、 私も悲しい言葉や感情に
流されないようにしていました。
ただそれだけです。
つづく
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